国税庁のホームページにて「平成27年分民間給与実態統計調査」の結果が公表されていましたので、今回はその内容についてご紹介します。

民間給与実態統計調査は、昭和24年分から始まり、毎年実施されています。この調査は、統計法に基づく基幹統計の作成を目的として、民間の事業所における年間の給与実態を、給与階級別、事業所規模別に明らかにし、併せて、租税収入の見積もり、租税負担の検討及び税務行政運営等の基本資料とすることを目的としています。

 

以下、調査結果の概要です。

  • 給与所得者数

給与所得者数は、4,794万人(前年比0.8%増)、男女別では、男性は2,831万人(前年比0.9%増)、女性は1,963万人(前年比0.6%増)となっています。正規・非正規別では、正規は3,142万人(前年比1.2%増)、非正規は1,123万人(前年比3%増)となりました。

 

  • 給与総額

給与総額は、201兆5,347億円(前年比2.1%増)、男女別では、男性は147兆3,750億円(前年比2.1%増)、女性は54兆1,597億円(前年比2%増)となっています。正規・非正規別では、正規は152兆3,442億円(前年比2.7%増)、非正規は19兆1,462億円(前年比3.5%増)となりました。

 

  • 平均給与

年間の平均給与は、420万円(前年比1.3%増)、男女別では、男性は521万円(前年比1.2%増)、女性は276万円(前年比1.4%増)となっています。正規・非正規別では、正規は485万円(前年比1.5%増)、非正規は171万円(前年比0.5%増)となりました。

 

  • 業種別の平均給与

業種別では、最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の715万円、次いで「金融業・保険業」の639万円となっており、最も低いのは「宿泊業・飲食サービス」の236万円でした。

 

  • 納税者数及び税額

給与所得者4,794万人のうち、源泉徴収により所得税を納税している者は、4,051万人(割合は84.5%)、また、税額は8兆8,407億円で納税者の給与総額に占める割合は4.7%という結果となっています。

 

国税庁のホームページでは、平成17年より平成27年までの実績が確認できますので、是非、確認してみて下さい。

 

詳しくは当事務所までお問い合わせ下さい。