今年の10月より、健康保険・厚生年金保険の適用拡大がスタートします。実施が近づいてきましたので、厚生労働省のホームページで、その内容を易しく説明したリーフレットやQ&Aが公表されています。これまでと何が変わるのか、そのポイントを紹介します。

◆適用拡大のポイント
<現行>
1日又は1週の所定労働時間及び1月の所定労働日数が、同一の事業所において、同種の業務に従事する通常の労働者の所定労働時間及び所定労働日数の概ね4分の3以上である者は、原則として健康保険・厚生年金保険の被保険者として取り扱う。

<本年10月より>
1週間の所定労働時間及び1月間の所定労働日数が、同一の事業所に使用される通常の労働者の1週間の所定労働時間及び1月間の所定労働日数の4分の3以上である者を健康保険・厚生年金保険の被保険者として取り扱う。
また4分の3基準を満たさない者でも、次の①~⑤までの要件をすべて満たす場合は、
被保険者として取り扱う。
① 1週間の所定労働日数が20時間以上
② 同一事業所に継続して1年以上の雇用見込み
③ 報酬月額が8万8千円以上
④ 学生でない
⑤ 労働者及びこれに準ずる者の総数が常時500人を超える事業所

本年10月からは、これまで「概ね4分の3以上」と言う表現から「4分の3以上」と明確に規定され、新たに5要件も追加されます。ただし、適用拡大については、当面、労働者が500人を超える大企業のみが対象となるということです。

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