五月病の季節も過ぎ、梅雨が近づいてきました。そこで、今回は、ストレスによる精神疾患と労災認定についてご紹介します。

◆福祉・介護職員の精神疾患が急増
厚生労働省の調査では、仕事上のストレスが原因でうつ病などの精神疾患を発症したとして、労災申請した介護職員が2014年度までの5年間で約2倍に増加していることがわかっています。
労災認定件数も約3倍増となり、業種別の順位もトップに上昇しました。
2014年の精神障害の労災申請件数は1,456件、支給決定件数は497件で、ともに過去最多となっています。

このうち、業種別の分類では、介護を含む社会保険・社会福祉・介護事業の精神疾患の労災申請は、5年間で2.1倍となり業種別のトップになりました。
今後、歯止めをかける対策が急務であると同時に福祉・介護に携わる職員のメンタルケアが重要な課題と言えるでしょう。

◆ストレスチェック制度
昨年、12月より労働安全衛生法が改正され、労働者のストレスチェックと面接指導の実施等が義務づけられています。
従業員50人以上の事業所が対象となっていますが、労働者をケアすることはもちろんのこと、雇用主側の安全配慮義務に対するリスク回避にも繋がりますので、是非、小規模の事業所においても実施して頂きたい事項です。

ストレスチェック制度の導入について、詳しくは当事務所までお問い合わせ下さい。