平成 29 年度税制改正大綱により積立NISAの創設が決まりました。

 

積立NISAとは、少額からの積立・分散投資を目的に作られた、NISAの新制度です。

現行のNISAは株や投資信託等の運用益や配当金を一定額非課税にする制度ですが、新たに誕生する積立NISAは積立・分散投資に適した一定の投資信託にかかる値上がり益や分配金(配当金)が非課税となる制度です。

 

積立NISAと現行NISAの違い

積立NISAと現行NISA

 

 

 

 

 

 

 

大きく違うのは投資総額と継続期間、対象商品です。

※利用できる年齢は両方とも20歳以上です。

 

積立NISA 総額800万 (年40万×20年間)

現行NISA 総額600万 (年120万×5年間)

 

長期でコツコツと運用したい方は、積立NISAの方がお得ですが、株式も投資信託も両方で、または投資範囲を広く運用したい方は現行の方が良いと思われます。

 

積立NISAでは、対象商品が限られています。例えば

・信託期間が20年以上又は無期限

・毎月配当ではない

・手数料が安い

など、値動きの大きい商品や、煩雑商品は対象とならないので、投資初心者でも利用しやすい制度です。また、途中解約がいつでも可能なので、急にお金が必要なときも安心です。

 

具体的な対象商品は10月2日の金融庁へ正式な届出受理後、金融庁HPにおいて公表する予定です。

 

積立NISAの運用開始は平成30年1月からですが、口座開設の手続きは平成29年10月より開始されます。積立NISAの口座開設は、通常の証券口座の開設も必要です。また、積立NISAの口座は1人につき口座開設できるのは1口座のみ(複数の証券会社にNISA口座を開設できない)と、いくつか利用に条件があります。

 

また、積立NISAと現行NISAは併用できないのでご注意ください。