平成28年度税制改正により、国税の納付に、インターネットを利用したクレジットカード払いが新たに追加されました。平成29年1月4日以降、利用可能です。

■概要
・納付手続きは、パソコンやスマートフォンなどの端末から、以下のサイトで行います。
「国税クレジットカードお支払サイト」
https://kokuzei.noufu.jp/

■注意点
・クレジットカード納付では、納付税額に応じた決済手数料がかかります。納付税額1万円ごとに、76円(消費税別)の決済手数料がかかります。ちなみに「国税クレジットカードお支払サイト」では、決済手数料の試算が可能です。
・クレジットカード納付ができる金額は、1,000万円未満、かつ、ご利用になるクレジットカードの決済可能額以下の金額(決済手数料含む)です。
・利用可能なクレジットカードは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARDです。
・領収証書は発行されません。
・「国税クレジットカードお支払サイト」での納付手続が完了すると、その納付手続の取消しはできません。
・国税のクレジットカード納付はインターネット上のみの手続であり、金融機関やコンビニエンスストア、税務署の窓口では、クレジットカードによる納付はできません。
・次回以降も自動的にクレジットカード納付になることはありません。その都度納付手続きが必要です。
・お支払は、一括払い・分割払い(3回、5回、6回、10回、12回)又はリボ払いの中から選択可能です(ボーナス払いは不可)。支払い方法によっては、カード会社が定める手数料が決済手数料とは別にかかる場合があるので注意が必要です。

■メリット
・法定納期限までに「国税クレジットカードお支払サイト」で納付手続きを完了していればよいため、税務署や金融機関へ出向く必要がありません。また、クレジットカード利用代金の引落しはあとになるため、資金繰りではメリットがあります。
・クレジットカードのポイントが貯まります(詳しくは各カード会社にお問い合せください)。

■納付方法の比較(クレジットカード納付/振替納税)

クレジットカード 振替納税
事前準備 不要 税務署へ事前に届出が必要
対象となる税目 下記「対象となる税金の種類」参照 所得税及び復興特別所得税、
個人事業者に係る消費税及び地方消費税
引き落とし日 カード会社の引き落とし日 口座振替日
手数料 決済手数料が必要 不要
手続きの頻度 都度、専用サイトで納付手続きが必要 開始時のみ、以降は自動継続

※既に振替納税手続きを行っている場合
既に振替納税の手続きを行っている納税者の方がクレジットカード納付を行った場合は、カード納付と重複して引き落とされることはありません。

■対象となる税金の種類
次の税目の納付が可能です。
また、本税に加えて、附帯税(加算税、延滞税等)の納付も可能です(附帯税のみの納付も可能です)。

申告所得税及び復興特別所得税 消費税及び地方消費税 法人税(連結納税を含む)
地方法人税(連結納税を含む) 相続税 贈与税
源泉所得税及び復興特別所得税(告知分のみ) 源泉所得税(告知分のみ) 申告所得税
復興特別法人税(連結納税を含む) 消費税 酒税
たばこ税 たばこ税及びたばこ特別税 石油税
石油石炭税 電源開発促進税 揮発油税及び地方道路税
揮発油税及び地方揮発油税 石油ガス税 航空機燃料税
登録免許税(告知分のみ) 自動車重量税(告知分のみ) 印紙税

※1 「告知分」とは、国税通則法第36条の規定により、税務署長が行う納税の告知を指します。
※2 印紙を貼り付けて納付するなど、納付書を添えて納付されない税目は除きます。なお、源泉所得税及び復興特別所得税(告知分以外)、源泉所得税(告知分以外)は、平成29年6月からの開始を予定しています。

出典:国税庁タックスアンサー「クレジットカード納付のQ&A」より